力を合わせてもいいの?『レベッカと機械の洋館』謎解き脱出アドベンチャーフリーゲーム紹介&レビュー!
この記事は謎解き脱出アドベンチャーフリーゲーム『レベッカと機械の洋館』を紹介・レビューしています。『レベッカと機械の洋館』は真島ヒロ様の『EDENS ZERO』に出てくる登場人物を使ってフリーゲーム化した物で、やり込み要素を含めて3時間程度楽しめます。原作を読んでいない方でも遊べるので是非1度遊んでみて下さい。
ゲーム内容
ストーリー

アオネコチャンネルの動画を投稿する為にお化けが出ると噂の廃洋館にやってきたレベッカ達だったが、突如謎の霧が立ち込めてきて何もわからなくなったレベッカは牢屋に閉じ込められてしまう。
何者かに1人で牢屋に閉じ込められてしまったレベッカは、2人を助け出し脱出することが出来るのだろうか?
登場人物




システム

洋館の謎解き
洋館に秘められた謎を解き明かしていきます。
謎解きを解いた数と選択肢等の行動から変動する隠しパラメーターに関係してくるので、隠された数値を想像しながら攻略していきましょう。

仲間の能力
仲間を助け出すとアイテムから能力を使うことが出来ます。
能力は使用しなくても攻略出来ますが、使うことで謎解きを短縮することが出来ます。

4つのエンディング
攻略方法次第でエンディングが変わってきます。
条件以外にも隠されたパラメーターが関わってくるので色々と試してみましょう。
フリーゲームレビュー

評価『A』攻略後に分かることもある。
真島ヒロ様の作品の『FAIRY TAIL』『EDENS ZERO』の登場人物がメインになっていて、『RAVE』のプルーも出てくる上、原作を知らなければ分からないかもしれないと思わせるタイトルになっているだけに、原作を知らなくても遊べるようになっていることには驚かされましたし、真実が分かったかと思ったらまだ裏があるストーリーに、ムービーやモーションのあるグラフィック、スライドパズルや食器を並べるミニゲームと時間制限のあるドットのミニゲーム、そして恋愛シミュレーションが多彩に盛り込まれていて、館の2階のある場所だけがぼろぼろになっている理由に気づくと泣かされそうになる等、プレイしてみると色々と感じる所が隠されていて兎に角飽きる暇がない程作り込まれています。
ただ、1週目は謎解きを楽しみ、2週目はストーリーの裏側に手をかけ、3週目で真実を見つけ、4週目でやり込み要素を遊んでから、おまけ部屋でエピローグを見た後にミニゲームをするといった風に、完全攻略するまで時間経過を忘れさせてくれる程とことん遊びつくさせてくれるので、時計を見たらもう夜だった等ということがあるかもしれないので、ある程度時間をとってから遊ぶのが良いかもしれません。
ゲーム評価
ストーリー・登場人物

評価『A』流石、プロフェッショナル!
真島ヒロ様の作品を見ていないと分からない用語やキャラクターが一部存在するので、原作の『EDENS ZERO』や過去作を見ていれば、見たことのある登場人物が出てきたり、世界観が理解できるのでより楽しめるのは確かなのですが、幸せな雰囲気のエンド1、殺伐としたエンド2、現実に疑いを持つエンド3、真実が分かるエンド4と、それぞれが違う雰囲気のエンディングになっていることで多面性のあるストーリーに見え、複数のジャンルが混在しているかの様に感じさせてくれるので、全く事前知識がなくても十分面白くなっていますし、エンディング分岐まで共通の内容になっていることでストーリーを繰り返し読ませることになるので、複数のミスリードで見る者を翻弄させてくれやすくなっています。
システム

評価『A』ぎっしり!
謎解き脱出ゲームに方向キーを使った戦闘、スライドパズルとドット絵を動かすミニゲームといった風に、多彩なジャンルが本編に盛り込まれていますし、機能が解放されていくブルーコインの収集と隠しアイテムのレベッカカードに、メモのあらすじから分かる謎解きの達成率といったやり込み要素もあり、充実した内容をとことん遊ばせてくれますし、2週目からは謎解きが一部ショートカットできるので同じ謎解きを繰り返し解くという飽きてくる作業をせずに済み、時間を短縮して4つのマルチエンディング全てにたどり着けてとても助かります。
グラフィック

評価『A』そこまで珍しい構成でもないのに、何故こんなに魅力があるのか不思議?絵の力?
真島ヒロ様の作品が好きならイラストに親しみが湧きますし、エンディング1つ1つと衣装の変更によるイベント、11枚のレベッカカードに1枚絵があることに加え、ハッピーブラスターを使った時のムービーやおまけ部屋のミニゲームのモーションがあることで単調になる洋館脱出ゲームを華やかな物にしている上、レトロな雰囲気のあるドットのミニゲームと笑える恋愛シミュレーションゲームは脱出ゲームとは明らかにグラフィックが違うので、一つのゲームに複数のゲームが詰まっているようにも感じさせます。
(自分は過去に『RAVE』『FAIRY TAIL』を読んだことがあり、『EDENS ZERO』のことを知らなかった為、『えっ、また連載してたの?・・・そうそう、この絵この絵』とまず思いました。)
総評

評価『A』隙が無い程作り込まれている!
原作を知っているかどうかで違った面白さがあるので、初見でプレイしても戸惑わずに済みますし、ゲーム開始直後からイラストが豊富で、エンディングを見る順番で違った面白さがあるストーリーになっていて、仲間を仲間にするか、謎解きを全て解くか等、自由度が高い攻略方法を自分で選んで進めることが出来る上、ブルーコインや衣装、レベッカカードといった豊富なやり込み要素があることでじっくりと遊べるので単なる脱出ゲームと違うことを実感させてくれるでしょう。
原作のあるお勧めゲーム
ゲーム名 | ジャンル | ゲーム投稿日 | ゲーム最新更新日 |
ご注文はSaGaですか? | RPG | 2020-11-08 | 2021-04-03 |
地図の中には何があるのか!ロマサガ世界をごちうさメンバーが探索しよう。
記載ゲーム
ゲーム名 | レベッカと機械の洋館 |
投稿者名 | 講談社ゲームクリエイターズラボ |
最新バージョン | 1.0.4 |
ゲーム投稿日 | 2022-03-16 |
ゲーム最新更新日 | 2022-03-22 |
ジャンル | 謎解き脱出アドベンチャー |
推奨年齢 | 不明 |
動作環境 | Win Browser(ニコニコ動画・ゲームアツマール)・Windows(公式ページからDL) |
動画投稿の使用許可 | 本人がプレイしていることを条件に実況&実況による収益化が可能 |
ニコニコ動画ゲームページ | https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm24824 |
EDENS ZERO公式ページ | https://edens-zero.net/ |
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